高宮教授最終ゼミ及びOB会

高宮教授最終ゼミとOB会が下記の開催されました。教授からのコメントも転載して、報告内容とします。

高宮教授最終ゼミ
2009年3月14日(土)午後3時〜
慶應義塾大学三田西校舎517番教室

高宮ゼミOB会
2009年3月14日(土)午後6時〜
霞山会館

昨日は私の定年退職と、高宮研究会30年を祝って、盛大な会を催していただきまして、まことにありがとうございます。

まだ天気が回復していなかった午後3時から三田で最終ゼミを行いました。私は自分史を語り、その中で「経済学部の学生だった4年間は一度も図書館に入らなかった」とカミングアウトしましたが、会場は爆笑の渦でしたね。一時間のゼミの後、何人かの卒業生は、私の研究室(31日で明け渡します)を見たいと言って訪ねてこられました。

OB会は当初パレス・ホテルを考えていたのですが、改築のために解体されるということで、霞ヶ関にある霞山会館の最上階で開催されました。本当に久しぶりに会ったOB/OGたち150名でごったがえしていました。この日のためにスイス、イギリス、上海などからはるばる来られた卒業生も、またこの日のために外国旅行を延ばした方もおられました。また我が家に増えた嫁や孫を皆さんに紹介できました。2時間はあっという間に過ぎて、数々の記念品やお花を頂戴しました。ありがとうございます。

献呈された記念論文集は還暦のとき2点、今回3点で、合計5点となりました。ギネスブックに申請してもよいぐらいの数です。

この日のために、昨夏からご準備くださったOB会の原田会長、高橋勇副会長、ふたつの記念論文集の編集刊行に携わってくださった多くの方々、当日お祝辞を下さった方々、そして、運営にご協力くださった現役生の方々に、厚くお礼申し上げます。西岡・石川おふたりの司会ぶりも堂々としたもので感心しました。学生諸君には、お手伝いの中で、企業の総務部に配属されれば与えられる仕事の予行演習になったのではと思います。

私は4月1日からは名誉教授として、金曜日に2こま(学部でアーサー王伝説、大学院で中世写本の解読)を担当いたします。
また、7月22日にロンドンの大英図書館で開催される慶應150年記念の国際シンポジウムの構成を行うことになって
います。

これまでさまざまにお世話になったことに感謝し、今後とも倍旧のご厚誼をいただきたくお願い申し上げます。