慶應愛書家倶楽部例会2010年12月

どなたでも申し込めます。お気軽にご参加ください。

慶應愛書家倶楽部の皆さま
事務局の石川です。
先日ご案内差し上げました次回の例会(12月27日)のプログラムを高宮会長よりいただきましたので、以下に転送いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

久しぶりの例会ということもあり、冬の寒さを吹き飛ばすに十分な、実に盛りだくさんな内容となっております。年末のお忙しい中とは存じますが、多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げます。

石川大智
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12月27日(月)慶應愛書家倶楽部例会+忘年会

例会会場:三田校舎研究室一階B会議室

12:30 受付開始+年末古書大売出し
13:00 講話 山本晶名誉教授「新発見の福澤先生書簡」
13:40 講話 高橋三和子氏「Mauchline Wareを求めて ―スコットランド骨董店巡りの旅」
14:20 講話 高宮利行会長「世紀の写本学者クリストファー・ド・ハメル還暦を迎える」
15:00 休憩+年末古書大売出し

15:30 講話 新田満夫氏「中国の脅威ー国際古書市場戦線異常あり」
16:10 講話 佐藤道生教授
16:50 オークション
17:30 終了
18:00 忘年会 於三田中国飯店(会費4000円、学生1000円)

参加される方は、20日までに事務局長代理・石川大智(daichiishikawa*mac.com)までご連絡ください。(*→@)

雄松堂フォーラム

日時:2010年11月17日  PM 1:30〜5:00

場所:雄松堂新社屋

FORUM Part 1:新版『知の系譜』を刊行して
講師:石田 恒夫氏(広島経済大学理事長)
雪嶋 宏一氏(早稲田大学 教育・総合科学学術院准教授)

FORUM Part 2:キリシタン版から見えてくる17世紀初頭の宣教活動
─ 『サカラメンタ提要』「付録」をめぐって─
講師:(学校法人 上智学院理事長)

参加には下記らの申し込みが必要です。

締め切り2010年11月10日

http://www.yushodo.co.jp/forum2010/forum.html

「昔の本はこうだった」

日吉キャンパス公開講座

日時:2011年11月13日 午後1時〜2時半
場所:日吉キャンパス第4校舎J14番教室

「本」の起源から写本やグーテンベルク聖書について。

このシリーズはすでに予約で満員となっていますが、ご参加希望の方はプリント配布の関係上事前に高宮名誉教授にご一報ください。この講座は大学関係者ではなく一般人を対象として行っていますので、どなたが聞いても分かりやすいとのことです。

高宮利行名誉教授がグラスゴー大学から名誉博士号を!

高宮利行慶應義塾大学名誉教授は、英国グラスゴー大学から来年の6月の授与式で、名誉誉博士号を授与することが決まった。

高宮名誉教授は10年程前に中世英文学の研究とそれを世界に先駆けてデジタル化した功績ということで英国シェフィールド大学から名誉博士号を授与されていた。それに続き、来年度にはグラスゴー大学から授与されることが決定し、この度招待状が送られてくる事が判明した。

テニスン「シャロットの女」を読んで、体感して、作ってみよう

慶應義塾大学の試みです。文科省「大学教育推進プログラムGP」の援助を受けています。

以下、担当の不破有理先生からの文章を転載させていただきます。

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「アーサー王ワークショップ:テニスン「シャロットの女」を読んで、体感して、作ってみよう
Reading and Creating Alfred Tennyson’s “The Lady of Shalott”」

日時: 9月6日(月)から8日(水)の3日間 10:30-16:30(初日は10:00受付)
場所: 日吉キャンパス 来往舎 中会議室

芳醇な機会をどうぞお見逃しなく~!
参加ご希望の方・関心のある方は折り返し、こちらまでご連絡ください。

詳細は慶應義塾大学日吉キャンパス、教養研究センターのWeb:http://lib-arts.hc.keio.ac.jp
からチラシをダウンロードできます。

以下、趣旨の説明をさせていただきます。

テクストの精読・朗読から創作、演出へという、大きな意味での文学の読解と批評を言語と身体を用いて表現しようという試みです。このような過程を経て、文学テクストに向き合い、学生の能動的な発話・発表の場を作るきっかけにしたいというプログラムを企画しました。
初日はオーストラリアからAndrew Lynch 教授をお招きして「シャロットの女」の解題を2日めは創作に向けて、作品の構造分析を小関章ラファエル氏に(国際アーサー王学会のメンバーでアニメ映像の物語分析、神話考証をなさっている方、最近の協力作品に「エウレカセブン」)塾の先輩で、文学座の俳優・脚本家瀬戸口郁氏に劇空間をどのように作るかについてアドバイスをしていただくことになっております。
3日めは参加者による作品発表!

朝から夕刻まで3日間というかなり濃度の高い内容となっております。 関心のありそうな方、学生さんがいらしたらどうぞご喧伝くださいませ。
できれば連続3日参加が望ましいですが、一日のみの参加・見学も可能です。

どうぞよろしくお願い申し上げます。 (テクストは岩波文庫 『対訳テニスン詩集』 西前美巳編を用います。 )
参加者MLを作成する予定ですので、ご希望メルアドもお知らせください。

慶應愛書家倶楽部:例会のお知らせ

慶應愛書家倶楽部の皆さま

梅雨明けとともに暑い日が続いております。

さて、高宮会長からの次回例会(8月5日)のご案内を下記に転送いたします。宜
しくお願い申し上げます。

徳永聡子

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次の要領で愛書家倶楽部の例会を開催いたします。例年6月末には見学会をやっ
ておりますが、今回は雄松堂書店が市谷の防衛庁前の新社屋に移転しましたの
で、会員の新田満夫会長のご好意で、そこのゲスナー文庫を会場として開催致し
たく存じます。
なお、倶楽部の創設以来事務局長を務めてくださった徳永聡子氏が、今秋よりイ
ギリスに留学されますので、送別会を兼ねて開催することと致しました。夏の一
日、どうぞふるってご参加ください。(会費無料)

なお、雄松堂書店の移転の際、倉庫からKelmscott Pressの出版物やインキュナビュラの零葉、豆本類が大量に発見されました。現在これらの一部を競売に出展していただくよう交渉中ですので、お楽しみください。
8月5日(木) 於雄松堂書店新社屋 4階 ゲスナー文庫

〒160-0002 東京都新宿区坂町27 〈03-3357-1411)

市ヶ谷駅より徒歩10分(JR、南北線、有楽町線、都営新宿線)
四ッ谷駅より徒歩10分(JR、南北線、丸ノ内線)
曙橋駅より徒歩5分(都営新宿線)

13:30 登録開始 ゲスナー文庫見学
14:00 徳永聡子「テューダー朝初期における家政の書と農書」
14:30 質疑応答
15:00 佐藤道生「新収貴重書」
15:30 ティー ゲスナー文庫見学
16:00 情報交換・自慢の書(なければ高宮「ガードル・ブックのファクシミリ」
16:30 競売
17:00 ワイン・レセプション
17:45 終了
準備の都合上、お申し込みは7月31日までに

高宮利行名誉教授講演会20100306-6

「トマス・マロリーからジョン・ディーへ-書物史からみたジョン・ハーディングの年代記の受容」
高宮利行慶應義塾大学名誉教授
2010年3月6日
慶應義塾大学言語文化研究所総会記念講演

撮影・編集:(有)ラウンドテーブルコム 柳沢富夫

質疑応答

高宮利行名誉教授講演会20100306-5

「トマス・マロリーからジョン・ディーへ-書物史からみたジョン・ハーディングの年代記の受容」
高宮利行慶應義塾大学名誉教授
2010年3月6日
慶應義塾大学言語文化研究所総会記念講演

撮影・編集:(有)ラウンドテーブルコム 柳沢富夫

ジョン・ディー

高宮利行名誉教授講演会20100306-4

「トマス・マロリーからジョン・ディーへ-書物史からみたジョン・ハーディングの年代記の受容」
高宮利行慶應義塾大学名誉教授
2010年3月6日
慶應義塾大学言語文化研究所総会記念講演

撮影・編集:(有)ラウンドテーブルコム 柳沢富夫

ヘンリー八世とジョン・ハーディング