下記の予定で講演会をすることとなりました。本来なら昨年の退職前にやるべきところ日程が合わず、今年となりました。
英文科の学生でも演題にある3人の名前を知っている人は少ないと思いますが、時期的には15世紀半ばから16世紀末までの間に、年代記作家で文学偽造者だったハーディングの英国年代記を、当時の人々がどう読んだかについて、歴史や政治と絡めて調べようという試みです。当日は画像と本物の写本や刊本を用いて分かりやすくお話しする予定です。
ぜひお出かけください。
慶應義塾大学言語文化研究所総会記念講演会
講師:高宮利行慶應義塾大学名誉教授
演題:「トマス・マロリーからジョン・ディーへ―書物史から見たジョン・ハーディングの年代記の受容」
日時:2010年3月6日(土)16:15-18:00
会場:慶應義塾大学三田キャンパス南館地下4階ディスタントラーニング室
http://www.icl.keio.ac.jp/