A centenary conference to celebrate A.N.L. (Tim) Munby

ケンブリッジのキングズ・コレッジで、図書館長だった書誌学者Tim Munby博士の生誕100年を祝う二日間のシンポジウムが開催されます。

2013年6月28日・29日 キングズ・コレッジ(ケンブリッジ)

http://www.kingsmembers.org/s/1306/index.aspx?sid=1306&gid=1&pgid=584&cid=1320&ecid=1320&crid=0&calpgid=13&calcid=664

当日のSpeakersには、Young Bibliograhphers’ Panelの中に、Sanae Ikeda, Keio Universityのお名前が!

http://www.kingsmembers.org/s/1306/index.aspx?sid=1306&gid=1&pgid=588

Simon Horobin教授の衝撃発言

オックスフォード大学の中英語の古書体学、綴り、方言学の権威であるSimon Horobin教授が、今年5月末のヘイ・オン・ワイ祭(※)で「英語は日々変化しているのだから、綴りやアポストロフィーの使用をさほど厳格に厳格に取り扱わなくてもよいのでは」と提唱したことが、衝撃発言として話題になっています。

詳細は、下記The Telegraphのサイトで:

http://www.telegraph.co.uk/culture/hay-festival/10086135/Hay-Festival-2013-Oxford-professor-asks-for-grammar-pedants-to-relax.html

※ヘイ・オン・ワイ祭

1988年からウェールズの小さな街 Hay-on-Wye で毎年6月初めの10日間に渡って開かれている文学祭。現在はThe Daily Telegraph紙がスポンサー。Hay-on-Wyeは専門書や古書を扱う書店がたくさんある「本の街」として知られる。

テリー・ジョーンズ氏にグラスゴー大学名誉博士号授与

モンティ・パイソンのスター俳優テリー・ジョーンズ氏にグラスゴー大学名誉博士号が授与されました。

詳細は、こちらのニュースをご覧下さい。

http://local.stv.tv/glasgow/230093-python-who-starred-in-life-of-brian-given-doctorate-by-glasgow-university/?fb_action_ids=525575004181967&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map=%5B179836342185136%5D&action_type_map=%5B%22og.likes%22%5D&action_ref_map=%5B%5D

イギリス美術関係(速報)

風の噂です。イギリス美術では次のような展覧会の予定があるようです。

ターナー展 2013年10月8日ー12月18日 東京都美術館 テート・ブリテンの収蔵品

ラファエル前派展 2014年1月25日ー4月6日 森アーツセンターギャラリー ロンドンで行われた大回顧展で、世界ツアーの一環として来日

ラスキン文庫収蔵の御木本隆三コレクション展ーターナーの版画を中心に 2014年1月23日ー28日 銀座ミキモト本店6F

なお最初の二つの展覧会はラスキン文庫が後援します。またこの秋にはシンポジウムや講演会を行う予定もあるそうなので、ご期待ください。

以上、詳細情報が入り次第またお伝えします。

指輪と王と魔法

指輪と王と魔法- 山口昌男と英国幻想文学 明治大学教授 高山 宏

7/27~9/14 土曜 15:30-17:30 3回 会員 8,820円 一般 10,710円

http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=208678&userflg=0

2013/07/27 J・R・Rトールキン『指輪物語』

2013/08/10 C・Sルイス『ナルニア国物語』

2013/09/14 J・Kローリング『ハリー・ポッター』

講座内容:

構造主義物語分析に一時代を画した民俗学者、山口昌男氏(3月10日逝去)追悼。氏がもし英国幻想文学を読んだらどうなるはずかを氏の初期の王権論、道化論、「中心と周縁」論に即しながら「幻想」してみる…