高宮ゼミOB会

3月に開催されるOB会情報です。

参加には申し込みが必要です。申し込み先については、お問い合わせください。

2024年3月23日(土)

高宮先生授業:16:00~17:30 西校舎514教室

OB会パーティ:18:00~20:00 北館ファカルティクラブ

尚、遠隔からの参加も可能です。Zoomで配信されます。

初のzoomOB会が開催されました

2021年2月22日午後4時〜6時、初のzoomOB会が開催されました。

新型コロナ禍の中、なかなかOB会が開催されませんでした。このたび高宮利行名誉教授の喜寿のお祝いを兼ねて、原田会長を中心としてオンラインでのOB会に挑戦する機会を得ました。ご連絡が行き渡らなかった方は、ぜひこの際オンラインで繋がる方法をご検討ください。

先生からは神保町からケンブリッジの古書店での古書収集の逸話をいくつか実物の本もご紹介いただきながら30分程お話をいただきました。その後は参加者一人一人からの近況報告の時間を得ることがあり有意義な時間を共有することができました。

オンラインは今後も不定期で開催していこうという流れになりましたので、ぜひ皆様お気軽にご参加ください。今回もオンラインならではの世界中からの参加がありました。普段遠方で参加できない方の参加もお待ちしています。

KUSB例会(3月14日)

慶應愛書家倶楽部と英文科は、次の予定で、Professor Henry Woudhuysen, FBAの講演会を共催する運びとなりました。

2019年3月14日(木)午後4時―6時
於 三田東館4Fセミナールーム
講師 Professor Henry Woudhuysen, Rector, Lincoln College, Oxford (シェイクスピア、ルネサンス文学、書物史など)
演題 Adulteration and Vampment: The ‘Improvement’ of Rare Books, 1750-1950 (通訳なし)

ヘンリー・ウッドホイゼン教授は、Lincoln College OxfordのHPにあるように、他のコレッジでいえばMasterに当たるRectorです。Pembroke College Oxford で博士号を取得、Lincoln CollegeでJunior Research Fellowを努めた後、University College Londonの英文科主任となりその後人文学部のDeanとなりました。2010年にFBAに選ばれ、2012年以降はLincoln CollegeのRectorを務めています。曽祖父に英国書誌学の祖A. W. Pollardを持つエリートであることは、彼の素晴らしい英語講演を聞けば分かります。
アーデン版のシェイクスピア『恋の骨折り損』編纂、Oxford Companion to the Bookの編纂など、多くの業績があります。

高宮は今回の講演を4年前にBeinecke図書館で聴きました。この主題に関して著書を準備中の教授は、その後多くの資料を加えて、改訂増補したそうです。文学上の偽作が注目される今日、ぜひご期待ください。
なお、講演後ディナーを学外レストランで予定しております。
講演、ディナーへの参加希望者は、2月末までに、高宮の個人メールにご連絡ください。なお、日本在住のLincoln College卒業生が数人参加する予定です。

2017年度高宮研究会OB会が開催されました。

2018年3月31日、三田の慶應義塾大学キャンパスにて、高宮研究会OB会が開催されました。

鈴木孝夫先生の特別授業、厨川圭子様のしっかりとした口調のご挨拶、OBのパーティでの賑やかな語らい、高宮名誉教授のお子様有環さんのデビューなど、盛会に終わりました。高橋勇さんとゼミの現役学生の皆さんにもご協力いただきました。

ありがとうございます。

2017年度高宮研究会OB会開催直近!

96年卒の高橋です。

いよいよOB会パーティが今週末に迫ってまいりましたのでリマインダーをお送り申し上げます。また、申し込み締め切りは設けておりましたものの、パーティへの参加はまだまだ歓迎いたしておりますので、ご都合がついた、という方はぜひ高橋までご連絡ください。

***
・日時:2018 年3 月31 日(土)
特別授業 13:30(開場13:00)~15:00
パーティ 15:30(開場15:00)~17:30

・場所:慶應義塾大学三田キャンパス
講演会 南校舎7F 471 番教室(「南館」ではありませんのでご注意ください)
パーティ 北館1F ファカルティ・クラブ

・会費: ゼミOB・OG 8,000 円(通信費2,000 円含む)
同伴者(大人) 6,000 円
同伴者(小人12 歳以上) 2,000 円
なお誠に恐縮ながら、当日キャンセルの場合にはパーティ会費の半額(ならびに通信費)を申し受けます。

・会費および通信費のお支払い方法:
パーティご出席の方は会費全額を、またご欠席の方は通信費2,000 円を2018 年3 月23日(金)までに下記口座へお振込みください。(お振込みの際、お名前の次に西暦の卒業年を入力していただくとたいへん助かります。
(例:原田範行88))

みずほ銀行芝支店 普通1672484 髙宮研究室 代表者髙宮利行

2017年度高宮研究会OB会開催決定!

・日時:2018 年 3 月 31 日(土)
特別授業 13:30(開場 13:00)~15:00
パーティ 15:30(開場 15:00)~17:30

・場所:慶應義塾大学三田キャンパス
講演会 南校舎7F 471 番教室
(「南館」ではありませんのでご注意ください)
パーティ 北館1F ファカルティ・クラブ

・会費: ゼミ OB・OG 同伴者(大人)

8,000 円(通信費 2,000 円含む)
同伴者(大人)6,000 円
同伴者(小人 12 歳以上)  2,000 円

なお誠に恐縮ながら、当日キャンセルの場合にはパーティ会費の半額(ならびに通信費)を申し受けます。

    OB会:高宮名誉教授の講演会決定!

    OB会時に記念講演会が開催されます。

    2017年3月25日(土)

    高宮先生ご講演「最近思うこと—-この一年を振り返って」

    時間:17:30~18:45

    場所:三田キャンパス南校舎(南館・南別館ではありません)461番教室(17時開場)

    参加費無料です!

    また、OB会の情報はこちら。

    一人でも多くの方の参加を期待しています。

    OB会パーティ

    時間:19:15~21:30(開始を少し早めることができました)

    場所:三田キャンパス北館1階ファカルティクラブ

    パーティ費:6,000円

    OB会費:2,000円

    高宮研究会2016年度OB会パーティ

    2016年度髙宮研究会OB会のご案内

    2016年12月吉日

    髙宮ゼミの皆様

    気がつけば年の瀬となってしまいました。皆さまにはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。作業人員のスケジュールが合わず、発送が大幅に遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

    さて、今年度も昨年同様、三田キャンパスのファカルティクラブにて、恒例のOB会パーティを開催したいと思います。学生時代を振りかえりつつ、交歓と交流の機会にしていただければ幸いです。

    またも三田山上での開催ですので、髙宮先生には引き続きレクチャーをお願い申し上げているところですが、年度末のこととて教室予約の調整結果が出るのが遅く、現時点では詳細をお伝えすることができません。決定し次第メーリングリストでお知らせ申し上げます。そちらにご参加でない場合、髙橋勇(isamut[アットマーク]flet.keio.ac.jp)までお問い合わせください。

    なおパーティ会費は6,000円、名簿等通信費2,000円とあわせて合計8,000円を申し受けたく存じます。よろしくご承知おきいただければ幸いです。振込先等につきましては別紙をご参照ください(いつもと同じです)。またこの機会に名簿の改訂を行ないます。お手数ながら、同封の用紙にご記入いただき、パーティへの出欠票とともに、2016年1月19日(木)までに、「〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学文学部 髙橋 勇」宛ご返送ください。今年度もOB会パーティ席上で名簿をお配りしたいと考えておりますので、日程が詰まっており大変恐縮ですが、ご協力のほど、どうぞよろしくお願い致します。

    17OB会出欠票 (返信先:uni-corn[アットマーク]infoseek.jp)

    年1回のパーティ開催と名簿情報の更新を軸に、皆様の貴重な学生時代と現在とを共有する場として、今後ともOB会を大事に運営してまいりたいと考えております。どうか積極的なご参加とご協力をお願い申し上げます。また、パーティの開催などにあたっては髙橋ゼミの現役学生の皆様にもお世話になりますので、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

    それではどうぞよいお年をお迎えください。パーティへのお越しを心よりお待ち申し上げます。

    髙宮ゼミOB会会長 原田範行

    2016年度高宮研究会OB会について

     下記の通り2016年度髙宮研究会OB会を開催致します。ご不明の点やお問い合わせがございましたら、下記までお気軽にご一報ください。

    原田範行(88年卒) tel/fax: 03-3818-2696 email: nnharada[アットマーク]bd5.so-net.ne.jp

    髙橋 勇(96年卒) tel/fax: 03-6411-4995 email: isamut[アットマーク]flet.keio.ac.jp

    ・日時:2017年3月25日(土)
    特別授業 18:00(開場17:45)~19:00(仮)
    パーティ 19:30(開場19:15)~21:30

    ・場所:慶應義塾大学三田キャンパス
    特別授業 未定
    パーティ 北館1F ファカルティ・クラブ

    ・会費:
    ゼミOB・OG 8,000円(通信費2,000円含む)
    同伴者(大人) 6,000円 同伴者(小人12歳以上) 2,000円

    なお誠に恐縮ながら、当日キャンセルの場合にはパーティ会費の半額(ならびに通信費)を申し受けます。

    ・会費および通信費のお支払い方法:  パーティご出席の方は会費全額を、またご欠席の方は通信費2,000円を2016年3月4日(金)までに下記口座へお振込みください。(お振込みの際、お名前の次に西暦の卒業年を入力していただくとたいへん助かります。(例:原田範行88))

    みずほ銀行芝支店 普通1672484 髙宮研究室 代表者髙宮利行

    以上

    2016年を振り返って

    髙 宮 利 行

     執筆時点で2016年の終わりまでちょうどひと月ありますが、これをタカミヤンズがご覧になるのは2017年春ですから、この一年を振り返ってみたいと思います。
    慶應義塾大学を定年退職してすでに7年経過しました。その間に最近マスコミでもよく取り上げられる大動脈弁狭窄症で心臓の手術を経験、生体弁を装着しましたが、予後はすこぶる順調です。欧米にはactive retirementという言葉がありますが、私の生活もこれに近いかもしれません。毎朝7時にはオフィスのある代ゼミの法人事務局に出かけ、11:30までMLにメッセージを送ったり、届いた郵便物(そのほとんどが古書)を整理したり、人に会ったりします。徒歩3分の我が家でランチを取って、午睡した後は、晴れていれば、ムーちゃんとポッキーの散歩に代々木公園を目指します。真夏の暑いときは毎朝4時に起きて、一時間犬との散歩を心がけてきました。

     その後は、ベルヴュ代々木の書庫で時間を過ごし、論文やエッセイの執筆に向かいます。最近は国内の大学やカルチャーセンターからの講演依頼はなくなった代わりに、英米の大学から招聘される機会が増えました。2016年は4月初旬にDouble Crown Club (Wynkyn de Worde Societyと並ぶロンドンの出版・印刷関係者のダイニング・クラブ)ではpost-prandial talk、6月中旬にはKing’s College, Cambridgeで開催された ‘Mania and Imagination’ Conferenceでは基調講演をやりました。自分自身の古書収集体験に基づく後者の内容は、季刊誌The Book Collector秋の号で好意的に紹介されましたが、Transactions of the Cambridge University Library(2017)に掲載される予定です。11月初旬に米国を旅した際には、大統領選挙の顛末に接したほか、Harvard大学で ‘Beyond Words’と題する中世装飾写本に関する3日間のシンポジウムに参加、Yale大学Beinecke図書館のラテン語古書体学セミナーでは ‘Neil Ker as I Knew Him’ として思い出を話しました。またNew York 大学の中世ルネサンス・センターでは、‘What the Archive Tells Us About: the Case of Eugène Vinaver’s Works of Sir Thomas Malory’ と題する1時間の公開講演を行いました。そのコアになった内容は年末に出版される予定のJournal of the International Arthurian Societyに掲載されます。

     今年はCambridge University の名誉あるSandars Reader in Bibliographyに選ばれたため、2017年3月に3回の講演をする予定です。これが私の今まで関心を抱いてきた書物学研究の集大成となります。もちろん不定期雑誌『書物学』には毎号寄稿しています。

     我が家では家内、ムーちゃんやポッキーと楽しく過ごしており、佳子・敏郎の孫たち5人ともたまに遊んで英気を養う今日この頃です。これからは健康年齢をいかに持続させるかが重要になってきます。そのためにも一日一万歩は欠かせません。

     つい先日、あるびよんクラブOB会に招かれて、「渡邊綱とベーオウルフ」という座談をした後、三田綱町など綱ゆかりの地をガイドしました。慶應の語り部もやらねばなりません。