講演録「本のある人生」

高宮名誉教授の講演録が雄松堂書店のウェブサイトで公開されています。

以下、引用文です。
「書誌学や本の本に関する良書を顕彰するために創設されたゲスナー賞への応募作品が、このたび御茶ノ水の明治大学図書館にまとめて寄贈されました。どなたでもオープンアクセスできるように、入り口のそばに配架されました(最近のこの図書館の積極性には学ぶべき点があります)。去る7月7日にこれを記念して行われた式典で、ゲスナー賞審査員の一人である私は「本のある人生」という40分の講演を行いました。父が亡くなって一週間しか経たないときでしたから、かなり苦しいことでした。その折の講演録が雄松堂書店のウェブにアップされましたので、ご案内申し上げます。

家族の話やら、慶應でここ数年間仕掛けてきたことなど、きわめて個人的な話をさせていただきました。まあ還暦を超えたことや、退職した後だから許されるかなと思いましたので。どうご判断されるかは皆様次第です。ご照覧ください。

http://yushodo.co.jp/ 」

慶應愛書家倶楽部

慶應愛書家倶楽部の皆様

夏至の到来と共に季節の変わり目が感じられるこの頃でございます。
皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのことと存じます。

さて、次回の愛書家倶楽部の例会では、水野雅生館長のご好意と高宮会
長のアレンジにより、
ミズノ・プリティング・ミュージアムへの訪問が実現する運びとなりまし
た。

日時 2009年7月4日(土)10−12時
場所 ミズノ・プリティング・ミュージアム

会長からの詳細をメールの最後に添付いたします。
貴重な機会ですので、皆様どうぞ奮ってご参加ください。
なお急なご連絡となり恐縮ですが、人数調整の都合上、
参加ご希望の方は、徳永宛に6月26日(金)までにお返事
のほどお願いいたします。

皆様のご参加をお待ちしております。

朝日カルチャーセンター公開講座予定

公開講座

ヨーロッパの書物

ー本の過去・現在・未来ー

7月28日 中世ヨーロッパ書物、中世の装飾写本、グーテンベルク聖書、ケルムスコット・プレスなど
参考書:「グーテンベルクの謎」高宮利行著(岩波書店)

8月4日 現代の書物はどこにいくか
参考書:「トールキンのガウン」高宮利行著(早川書房)

詳細は朝日カルチャーセンターに

GW展覧会のお知らせ

高宮利行名誉教授からのお知らせです。

GWを都内で過ごされる方、日常の世界から離れてゆったりとしたひと時を楽しみたい方に10周年記念第5回東京製本倶楽部展「紙の技、本の技」が次の要領で開催されます。

4月29日(水)−5月6日(水)10:00−18:00 ただし初日は14:00から、最終日は17:00まで
於 目黒区目黒2−4−36 目黒区美術館区民ギャラリー
http://bookbinding.jp/